【世界一周・準備編】世界一周するなんて、周りのみんなには言えずに旅に出た。

「10日間ほどアメリカに行ってくるよ」

 

嘘、ではなかった。

 

実際に

10日間はアメリカにいたのだから。

 

でも

その日が

半年間の世界一周のスタートになることは

まわりのみんなには言わなかった。

 

 

とてもじゃないが

そんな気分にはなれなかった。

 

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「言わなかった」ではなく、「言えなかった」

 

 

当時のぼくの置かれた状況は

あまり芳しいものではなく

 

周囲に対し

「これ以上の心配をかけたくない」という気持ちが強かった

 

ただ、そんな状況に反して

「絶対に世界旅行に行かなければ、自分の人生は先に進まない」

という思いも強かった。

 

みんなに告げてから出発すると

周囲の雑音が自分の決断を鈍らせ

「前に進む力」を削いでしまうような気がしていた。

 

僕は、’’ちょっとおおきめの嘘を’’ついた

 

正確には

ほんとのことは言えないままに旅に出た

 

そうするしかない心境だった

 

 

ハワイからのメール

最初の滞在地のハワイ。

ぼくは母親にメールをした

 

『今ハワイにいます。大変言いにくいことなんですが。

実はこれからする旅は、世界一周の旅になります。

期間は半年です。

10日間ではなく、半年です。

帰ってきてからの仕事のこと、生活資金のこと

しっかり計画を立てて準備してあります。

黙って出てきてしまい申し訳ありません。

でもどうしても言い出せませんでした。

おそらく反対されるだろう、と思ったし

かといって

この旅を諦めることはできないと思ったからです。

本当ごめんなさい。』

 

簡単にまとめると

こんな感じのメールを送った

 

申し訳なさと、罪悪感の入り混じった

決死の思いで、送ったメール。

 

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母親からの意外な反応

 

母親からの返信は即レスだった。

 

「さすがにちょっとびっくりしましたが

今にして思えば腑に落ちるような言動や兆候はありましたね。

頑張ってきなさい。お土産楽しみにしています」

 

母は、偉大だった。

 

 

 周りの意外な反応

 

周りの人の反応もこれまた意外で

結構みんな応援してくれた。

 

当時のぼくにしてみれば

人生の一大事であったため

SNSでセンセーショナルに発表したつもりだった。

(今となっては自意識過剰で恥ずかしいけれど)

 

みんな割とライトな反応で気が軽くなったのを覚えている。

たいていは

「へー。すごいねー。いってらっしゃいw」

くらいのノリであった

 

いい意味で

「他人は自分に興味がない」

「好きに生きたっていいんだ」

と考えられるようになれた。

 

心がすっと軽くなった。

 

 

「本気で」動き出してしまえば、意外とみんな応援してくれる。

 

結局は「本気で、動き出すこと」

これに尽きるのではないかと思う

 

「本気で」という部分が重要で

それが伝われば、それなりの無茶をしても

みんな応援してくれるんだ、とわかったのはこの時だ。

 

 

僕は自分のことを高く見積もりすぎていて

自意識過剰だったのだな、

そう思えてきて、とっても澄んだ気持ちになれたのおぼえている。

 

その時

降ってきたスコールも気にならず

なんだか清々しい気持ちで

雨に打たれてホテルまで帰った。

 

なんだか走り出したい気持ちになった

そうしたくてたまらない感情になったのだ。

 

旅のスタート地点、ハワイの昼下がりの出来事。

 

ここからが旅の本当のスタートだった。

 

 

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