【世界一周】小笠原、そこにいた七日間。

 

 

 

 

 

 

 

Sponsored Link

 

 

 

 

小笠原は不思議な島だった。

 

沖縄の離島、アジアの離島、ハワイなど、30近い島に行った。それぞれの違いはあるが、小笠原には特有のいびつな特徴があった。

 

 

 

 

楽園のような自然美、ウミガメが産卵に訪れる美しいビーチ。

そこに乗り付ける自衛隊の飛行艇。まばゆい太陽のもと巨大な飛行艇が空から轟音を立てて降りてくる。

 

東京からの観光客の喧騒、静かで素朴な島の自然。そこに住む東京からの移住者。

東京都で一番平均年齢の若いエリア、小笠原。

沖縄のように素朴な感じというよりは、都会的な感覚の人たちが一時の住処として集まってきている感じ。

ミスマッチ感。

 

 

 

国の端にあることで国防的な要所でもあるようで、いびつな空気感はそこからくる部分もあるのかもしれない。

 

 

近くの硫黄島へ行く、という20才くらいの青年にあった。

ゲストハウスで一晩だけ過ごして去っていった彼からは、観光客が発するハッピーなオーラはまったく感じられなかった。

なにか、拭いきれない重たい雰囲気をまとっていた。

 

 

 

 

 

手放しでバカンスを楽しめない何か。

そんな雰囲気が小笠原にはあった。

 

 

思えば、沖縄や奄美や五島列島

「島」や「遠隔地」と呼ばれるエリアでは

そういうことはありがちだ。

 

 

日本に限った話でもない。

人間の歴史は光の部分だけではない。

闇の部分というのは必ずあって

むしろそんな闇の部分がない場所を求めるとしたら、全く人間の干渉がなかった場所だけかのかもしれない。

 

 

違和感。

 

 

ただこの島の自然の魅力が

そんな違和感を抱かせたのではないかと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ときに

哀しくなるほど美しい海の中で

 

 

イルカと泳ぎ

マンタと泳ぎ

クジラにも出会えた。

 

 

 

世界一周に出るとき

叶えたい夢のリストには

「マンタ、クジラ、イルカと泳ぎたい」

と書いた。

 

 

世界中の

どこの海でも叶うことのなかった夢を

たった1日ですべて叶えてくれた島。

 

 

 

 

光と陰。

 

 

 

純度100%の楽園は

人間が足を踏み入れる場所には

存在し得ないのかもしれない

 

 

いろんな気持ちをくれた島、小笠原

 

 

 

ただ、そこにいた七日間は

僕の人生に色濃く刻まれた七日間だった。

 

 

 

 

 

Sponsored Link

 

 

 

 

 

投稿を作成しました 105

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

検索語を上に入力し、 Enter キーを押して検索します。キャンセルするには ESC を押してください。

トップに戻る